誰でもVTuberになれる?「3tene(ミテネ)」を使ってみました(1)

色々試してみたいことがありますが時間が取れない昨今ですが、

今日は「3tene」を試してみました。

 

3tene(ミテネ)とは

公式サイト様より

http://3tene.com/

>これからバーチャルユーチューバーを目指す方に、簡単に手軽に扱えることを目的として作られたアプリです。

公開されたばかりのアプリケーションですが、具体的には以下の機能があります。

VRM形式で作られたアバターを表示できます。

・ウェブカメラがあれば、顔認識で頭の移動、まばたき、リップシンクを行えます。

・キーボードやゲームパッド入力で表情やポーズを変更できます。

・クロマキー合成用のブルーバック表示や、エフェクト機能があります。

・録画、スクリーンショット機能などがあります。

OBS Studioなどの配信ソフトと連携して、YouTubeで配信を行うことが出来ます!

起動

現時点ではWindows用のFree版のみが公開されています。

zipファイルをダウンロード、展開して、exeファイルを実行すればOKです。

6/3時点で、私のメインPC(Windows10)では何故か起動が出来ませんでした。ユニティちゃんライセンスのロゴが表示された後にエラーメッセージの表示が何も無く閉じてしまいます。何かのドライバかセキュリティソフトが悪さしてるのでしょうか……? 今後の修正に期待致します。ノートPC(実はこちらの方がスペックが少し良い)では無事に起動しました。

起動に成功したところ、背景に何もないスカイボックスと、左右にメニューが表示されています。

ボタンの説明は、公式サイト様の最初のスクリーンショットに書かれております。

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VRMファイル

VRMとは

VRMとは、2018年4月にドワンゴが提唱した、VRアプリケーション向けの人型3Dアバターデータを扱うためのファイルフォーマットです。

VRM - dwango on GitHub

人型に特化した統一データ形式、プラットフォーム非依存、ライセンスファイルを埋め込めるといった特徴があります。

VRMファイルの入手

ドワンゴが提唱した形式ですので、ニコニコ動画の関連サービス「ニコニ立体」では当然いち早く対応しております。

3d.nicovideo.jp

ニコニ立体でのダウンロードは、ニコニコ動画のアカウント(無料で可)が必要です。

利用条件、ライセンスは必ず確認しましょう。

この記事では、利用条件が非常に緩い「ニコニ立体ちゃん」を利用させて頂きます。

3d.nicovideo.jp

また、VRMファイルは自作することも出来ます。機会があれば取り扱いたいと思います。

アバターの読み込み

先ほどダウンロードしたVRMファイルを分かりやすい所(マイドキュメントの中など)に置いておきます。

3tene画面の右列・上から2番目のファイル選択ボタンを押し、このVRMファイルを選択します。

ライセンスに同意すると、アバターが読み込まれます。

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WebCamの起動

ウェブカメラがPCに接続されていれば、右上端のボタンを押すと、ウェブカメラを起動できます。

ウェブカメラの表示は、右列一番下のボタンでON/OFFが出来ます。放送中にうっかり押さないように気を付けましょう。

首やまぶたを動かすとちゃんと追随してくれます。可愛い。気が付くと本人の顔が緩んでいます。

 

スペックについて

Core i7-7700HQ、GeForce GTX 1050TiのスペックのノートPCでも、アバターのみ表示時には60fpsをキープ、カメラ起動時には30~50fpsが出ていました。 

ただし録画機能を使うと3~15fps程度になります。録画する場合はShadowPlayを使った方がいいかも。

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まとめ

このように非常にお手軽に試すことが出来ます。

興味ある方は、是非とも触ってみて下さい。